ドキンが、考え事をしながらドキンUFOを運転していた。




「どうすればいいのかなぁ・・・
 ダイエット・・・よね。そんな事したことないし、何をすればいいのか分からないじゃない。
 誰かに聞きたいケド・・・・・・」



今までドキンは、ダイエットをしたことが無かった。
好きなものを好きなだけ食べる。それがドキンの日常。
彼女は我慢をすることが何より苦手だったのだ。



ばいきんまんに聞いても無駄だし・・・と考えていると、子供たちと遊んでいるメロンパンナを発見。

「女の子なら・・・
 でもメロンパンナは子供だから、ダイエットなんか関係ないわよね(汗
 ロールパンナ・・・は、体重なんか気にしなさそうだし」

次々と浮かぶ人たちを否定しつつ・・・どうやら自分でダイエットの方法を考える気は皆無らしい。

「やっぱり、こんなことを聞けるのはバタコしかいないわ!!」

と、バタコに会うため、UFOをパン工場に向けて移動を始めた。
















パン工場の近くにUFOをとめて、パン工場の様子を見ようと窓から中を覗くドキン。

「それじゃぁ、街へ行ってきます」

「頼んだよ、アンパンマン」

どうやら、アンパンマンは街へパンを配達に行くらしい。パンがぎっしり詰まったカゴをジャムおじさんから受け取っていた。

「やばい!!アンパンマンが出てきちゃう!!!!!
 隠れなきゃ」

ドキンは急いで近くの茂みに身を隠した。



パン工場のドアが開き、アンパンマンが出てくる。
息を潜め隠れていたドキンは、アンパンマンが飛び立つのを待っていた。


待っていた・・・・・・・・・・のに





グゥ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



(やばい><)

アンパンマンはその音を頼りにドキン発見。


「どうしたの?ドキンちゃん。そんな所で」

「え・・・・・・あ〜〜〜え〜〜っと・・・」




グゥ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


(何でこんな時に鳴るのよ?!!/怒)

再び鳴り響いたその音に、アンパンマンは一瞬驚いたように目を開き、すぐに微笑んでカゴの中からパンを取り出した。

「はい、ドキンちゃん。これ食べなよ」


(食べたい!!!!!!!!><)


いつもなら喜んで食べるところだけど(1個じゃなく、カゴの中身を綺麗に完食する自信がある)、そうはいかない。
ドキンは再び訪れた誘惑に負けまいと、心の中で必死に戦っていた。


しかし、目の前に差し出された誘惑。朝から何も食べていないために、いつもより数倍おいしそうに感じるその香り。

このまま、ここにいては危険だ。
そう感じたドキンは・・・



「いやぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」




叫びながら、すごい勢いでUFOに乗って、すごい速さで逃げ出した。


「???
 どうしたんだろう?ドキンちゃん」

残されたアンパンマンは、状況が把握出来ずに呆然としていた。






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さぁ、なんとなく2話目のアップです。
連日更新出来ている自分が凄い(笑

もっとちゃんと更新出来ているサイトさんもいっぱいなので、橘もどうにか更新していかないと。

実は、WEB拍手も設置予定。ってか、もう準備は出来ています。後はどこかに貼り付けるだけなんですけど・・・どこに貼ればいいんだろう???なんて。


慌てて更新しているので、後で文章、加筆訂正するかもしれません。

(2006・4・25)
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