かつて世界は魔法が溢れ、世界は豊かさに満ち満ちていた。
しかし次第にその力は衰え、変わりに科学が急速に世界中へ浸透していった。
誰もが科学の恩恵に感謝し、そうして魔法は世界から失われた。
それから遥か長い時を重ね・・・
世界は暗黒に包まれていた。
いつからこんな世界になってしまったのか・・・誰一人として記憶しているものはいない。
ただ、その原因が邪悪な思想を持つ科学者―――ばいきんまんであることだけは、誰もが知っている事実である。
自らの欲をみたすためだけに非道な実験を繰り返し、彼の意に沿わない者は次々と洗脳されていった。
そんなばいきんまんに対立している組織は、ひっそりとばいきんまんに気付かれないように力をつけていくが・・・
ある日対立組織のトップであるジャムは、表向きの仕事である『遺跡調査』中に一つの古文書を見つけた。
それをこっそり持ち帰り解読していくと・・・・・・そこに書かれていたのは
「「「「遺跡に眠る古の魔法使い??!」」」」
「あぁ、そうだ。アンパンマンという名の偉大な魔法使いが眠っていると書いてあった」
ジャムの言葉に半信半疑の仲間たち―――バタコ・チーズ・カレーパンマン・しょくぱんまんの声が重なっていた。
「だけどよ〜、魔法使いなんて、本当に存在してると思うか?」
「あら、カレーパンマン。遥か昔、この地は魔法が支配していたそうよ。
あの遺跡は随分古い物のようだし、本当に魔法使いがいるかもしれないわ」
「兎に角、あのばいきんまんに対抗するには大きな力が必要だ。
この古文書の解読を急ぎ、魔法使いを眠りから覚ます方法が書かれていないか確かめよう。
バタコとチーズは古文書の解読を。しょくぱんまんとカレーパンマンはもう一度あの遺跡に行って、なにか手がかりがないか調べて欲しい」
ジャムたちは不眠不休で動き、アンパンマンを呼び出す方法を発見した。
次回『目覚めた魔法』
これを見ないとお仕置きしちゃうぞvv(嘘)
古の魔法使い編
さあ、第二期の二作目です。
なにを考えてこうなってしまったのか・・・
ちなみに古の魔法使いのイメージはバ○タードのD.Sさんなので目覚めたら大変なことになっていたでしょう(笑
書庫TOP